パナソニックの衣類乾燥機を3年使った感想。縦型洗濯機とセットで快適。

 

今の家に引っ越してきて、これまでの「縦型洗濯機+外干し」から、「縦型乾燥機+衣類乾燥機」のセットにしました。3年経った今でも、これは本当に買って良かったなと思っています。

パナソニック(Panasonic)の衣類乾燥機にして良かったと思っている理由を4つご紹介します。

パナソニック衣類乾燥機がおすすめの4つの理由

1.メンテナンスがラク。たまに紙フィルターを交換するだけ。

パナソニックの衣類乾燥機は、買った時についてくる不織布フィルターを使うほかに、紙の使い捨てフィルターを別で買って使う事もできます。60枚入りでメーカー希望小売価格は2,200円ですが、Aamzonや楽天、Yahoo!ショッピングなどでは1,800円くらいで買えます。

これはとても便利なので、絶対買った方がいいです。不織布フィルターは、乾燥機を使う度に毎回ほこりを取り除いてキレイにしないといけないのですが、紙のフィルターなら、そのまま10回くらい使って、はずしてぽいっと捨てるだけ

こちらが紙フィルター。1枚はとても薄いです。
フィルター部分はこのように、パカッと取り外せます。
10回くらい乾燥機を使うと、紙のフィルターにほこりがたまるので、紙フィルターごと捨てて取り換えます。

60枚1800円として、1枚30円。一人暮らしの私は、週に2回乾燥機を使うペースなので、1か月半に1回くらいフィルターを交換するだけ。この紙フィルターを採用しているのは、パナソニックだけなので、ずぼらな私はとても重宝しています。

2.仕上がりがふわふわ。電気代は1回100円ほど。

衣類乾燥機を買う時にいろいろ調べていて、ガスの衣類乾燥機は乾くのも早くてふわふわの仕上がりというのはたくさん情報出てきたのですが、電気の衣類乾燥機の仕上がり具合についてあまり情報が出て来ずに少し不安になりました。

でも、私はマンション暮らしでガスの衣類乾燥機を選ぶ選択肢はなかったので、必然的に電気の衣類乾燥機にしました。結果は時間はかかりますが、仕上がりはふわふわ、ふかふかで申し分なしです。

タオルもふかふかなので、使う時も気持ちいいです。天気を気にせずにこのふわふわを手に入れる事ができたのは、とても喜ばしいことでした。

愛用の今治タオルもふかふかの仕上がりです。

ストッキングなどの乾燥機にかけられないものは、洗濯機から乾燥機に移す時に、別に分けて洗濯ハンガーで浴室で自然乾燥させています。

購入を検討する際に、仕上がりと一緒に気になったのは電気代です。乾燥に2時間半ほどかかるという事は、電気代がものすごい事になるのではと心配していました。

気になる1回あたりの電気代を計算します。

電気代の計算式は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」で求められます。

消費電力:Panasonicの衣類乾燥機の消費電力は1.24kW (1,240W)

使用時間:1回あたりの乾燥時間は、だいだい2.5時間

料金単価:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価 31円

こちらを当てはめると、1回あたりの電気代は1.24 × 2.5 ×31 =96.1円 となりました。

もちろん契約している電気料金プランによって変動はあると思いますが、1回100円ほどを目安として考えると良いです。

私は週に2回乾燥機を使うので、月にすると800円〜1,000円ほどかかっている計算になります。

3.初期費用が比較的安い。縦型に後から追加でOK。

私はパナソニックの6kgの縦型の洗濯機をもともと使っていました。そこに後から追加で5kg乾燥容量のパナソニックの衣類乾燥機を買いました。

一体型のドラム式洗濯乾燥機も検討したのですが、高価だったし、メンテナンスが大変とか、大きいとか悩んで、比較的安く買える衣類乾燥機を別で購入しました。

持っている縦型の洗濯機に後から追加で設置できるかは、パナソニックのサイトで確認したのですが、細かくてわかりずらかったのと、失敗したくなかったので、パナソニックのお客様センターにも電話して確認しました。

設置は、自分一人ではとても無理だと最初から思っていたので、設置費用を払ってやってもらいました。これは頼んで本当に良かったです。男性2人がかりでなんとか設置できるくらいの作業でした。

ネットで購入する際は、「本体」「スタンド」の他に「設置作業料金」をカートに入れて購入する必要があります。

以下が2019年に実際に購入した時のセット。「本体」52,800円、「ユニット台」9,280円の他に「乾燥機標準設置工事」9,450円と「乾燥機専用スタンドの標準設置作業費」2,700円を購入しました。

合計は7,4230円でしたが、10%分のポイント7,410円をゲットできたので、実質は66,820円で購入できました。

Yahoo!ショッピングの「PCあきんど」で実際に購入した際の履歴。

設置場所は、あらかじめ測っていたので、大丈夫とは思っていたのですが、結構ジャストサイズでした。上下左右それぞれ5㎝くらいのすき間をあけて、ぴったり洗濯機置き場に納まりました。

縦型洗濯機に、直付けスタンドで衣類乾燥機を設置。設置作業は業者の人に依頼しました。

乾燥機を設置するスタンドは、縦型の洗濯機に直接つける「直付スタンド」、自立するタイプの「自立スタンド」の他に、縦型洗濯機の上に乾燥機を設置できない場合の為の「床置スタンド」の3種類あるので、設置スペースに合わせて選ぶことができます。

4.デザインが良い。衣類が回っているのが外から見える。

衣類乾燥機は、他のメーカーからも出ています。日立、東芝、シャープなど。でも、パナソニックの衣類乾燥機だけが、中央の窓から衣類が乾燥機の中を回っている様子を確認することができます。

外から見えるからって、特に乾燥の質には変わりないのかもしれませんが、乾燥時間が約2時間半くらいかかるので、たまに乾燥具合を外から確認できるのはいいです。

また、デザインもシンプルでおしゃれだなという点も気に入っています。

窓から乾燥機に入っている洗濯物が見えます。

買った後からわかった注意点

衣類乾燥機を買ったのは、本当に大満足のお買い物だったなと、3年経過した今でも思っています。なのですが、買ってからわかった注意点についてもお伝えしておきたいと思います。

Panasonicの衣類乾燥機は「ヒーター乾燥」で、約70 ℃の熱風乾燥です。

空気で湿気を含んだ温風を除湿し、機外に排出する仕組みになっているので、洗面所などに衣類乾燥機を設置していて、狭い空間を締め切ってしまうと、その空間がもわっとした湿気と高温になってしまいます。

私はそれを回避する為に、衣類乾燥機をまわしている時は、洗面所のドアを開けて熱が逃げるようにしています。ただ、これは衣類乾燥機によって手に入れた快適さと比べたら些細な問題かなと思っています。

また、一体型の洗濯乾燥機に比べて、洗濯機から乾燥機に移す手間があるという点については、私は全く気にならないです。気にならないどころか、ストッキングなどの乾燥機にかけられない洗濯物を、このタイミングでより分けられるのがいいです。


以上が、私がパナソニックの衣類乾燥機を激押しする理由でした。設置できる場所さえあれば、導入して後悔はないと思います。私は縦型洗濯機に専用の器具をつけて上に乾燥機を設置しました。

上に場所がない場合は、横に置いたりする器具も売っているので、確認してみてください。

私は、天気や時間を確認しながら、洗濯物をベランダに干して、また取り込んでという作業が本当に嫌でした。たぶんどの家事よりも気が重かったです。

でもそれが今や、らくらくでふかふかです。一人暮らしだと、誰かが洗濯物を取り込んでくれたりもしないので、機械にお任せできるというのは、とてもありがたいです。